2009年11月28日
車いすタイヤのメンテナンス

車いすのタイヤは空気圧が入っていないとブレーキが効きが弱くなるので危険です。
メンテナンスで定期的に空気を補充することをおすすめします。

キャップを外し、自転車用のポンプで空気を入れます。
普通はこれでOKなのですが・・・。
バルブの中の虫ゴムが劣化すると、ポンプで空気を入れてもすぐに空気が漏れ出してしまいます。
すぐ漏れ出す場合はすぐにメンテナンスの対応ができるのですが・・・
たまに数日あとに漏れ出すことがあります

そのまま空気のない状態で車いすを使用されますと、ブレーキが効かないだけでなく、タイヤが車輪から外れてしまうので要注意です。
なるべく早く虫ゴムを交換しないといけません。


虫ゴムを交換して、バルブに装着し、空気を入れたらOKです。
実は先日のメンテナンスで空気を補充してから二日後の朝、出勤途中にお客様から電話が入りました。
朝、空気が漏れて、キャップも外れたとのこと。この日は通所はお休みとのことでしたが、自走式の車いすをご利用で介助なしで移乗も立ち座りもご自分でされるのでブレーキが効かないとたいへんです。
会社へ連絡し、急いで、客様の元へ直行です。
点検すると、やはり虫ゴムが劣化していました。
しかし、手持ちの虫ゴムが・・・時間が経過して弱っているものしかない・・・

とりあえず、4度取り換え直しを繰り返し、なんとか空気がもれないように応急処置が完了。
いったん会社へ戻り、新しい虫ゴムを入手して、再度訪問、新しい虫ゴムに交換してメンテナンス完了

これでやっと安心です。
by GANEKO


Posted by みちよ at 14:09│Comments(0)
│我如古和代